『カーくんと森のなかまたち』を東京都内の小学校で読み聞かせをした感想を読み、悩みを抱える子どもたちがとても多いことを実感しています。どの学校でも、家庭の問題、友達関係、勉強の問題その他からうつ病や抑うつ状態になる子どもが増えていると言われています。
家庭では悩みを話せない子どももいるようで、人権週間に読み聞かせをして本書がそういった子どもを早期に発見するきっかけになったと、先生方から言われました。
先生方は勿論、ご両親、近所の方々がホー先生のようになって、元気のない子どもに気付き声をかけてあげれば子どもたちの瞳に明るさが増すでしょう。
この絵本が、子どもたちに役立つものであることを願っています。 |